『四国南北修験の道』詳細日程

大和修験會四国南北修験の道(全行程詳細)

夜明けとともに土佐の太平洋での水垢離に始まり、日本一の透明度を誇る清流仁淀川に沿ってアスファルトを歩き続ける前半部、そして後半は四国山脈の尾根を縦走するなかで断崖絶壁の鎖場や幾つもの名山を登り下りしながら石鎚に登拝し、かつての表参道を一気に下って瀬戸内海に至り、言葉通り海水に手を浸すまで歩き続ける、過酷でありつつも真に充実した内容となっております。

冨嶽両界峯入修行が先のような有難い神仏の導きによって10年目を向かえられたことを機に、富士山だけに留まらず、この度四国の地に於いても修験道の隆盛と自然への崇敬の念を鼓舞すべく、本會が増々の精進と意気込みを以てこの修行の道を開拓して参ります。

ゴールデンウィークの半ばからの4日間、是非、皆様からのご参加をお待ちしております。

合掌 令和3年3月15日 大和修験會 幹事長 谷泰智

(↓以下詳細になります。)

第一日目

・距離   :37km

・時間
移動    : 7時間45分(平均速度4.8km/h)(実測)
水垢離   : 1時間
正式参拝  : 1時間
休憩トータル: 2時間
合計     11時間45分

・獲得標高 :500m(実測)

スタート  :仁淀川河口海岸(0m)
ゴール   :ファミリーマートいの町吾北店(73m)
※小村神社を越えた先の錦山の峠のピークが275m

行動開始時刻: 5時10分(5月2日時点の高知県中部の日の出時間が5時17分)
行動終了時刻:16時55分

↑スタート地点の仁淀川河口海岸。流木は多いですがゴミは少なく水質も綺麗です。また海岸へのアプローチも容易です。当日は高知新聞社はじめ地元テレビ局にも取材要請してあり、ほぼ快諾を頂いている状況です。

↑トイレも足洗い場もあります。

↑歩き出しの道です。

↑四国山脈の頭頂部が画像最奥に雪化粧して微かに見えています。

↑一日目の前半10km程は川沿いに交通量の少ない道を歩きますので足慣らしに最適です。

↑勤行と休憩に適した場所もところどころにあります。

↑20分ほど国道33号線を西に進み土佐二宮小村神社に立ち寄ります。

↑ここで内田副会長から宝剣作法の儀を奉納していただきたいです。

↑小村神社を過ぎてこの日唯一の峠に登る手前

↑峠の上は広い大地になっていて茶園とゴルフ場が広がっています。

↑清流仁淀川を渡ります。

↑橋を渡ると国道194号線に合流します。

ここから約10km国道の歩道を歩き、ファミリーマートいの町吾北店まで歩くのが一日目の行程です。
そこからは10分程車に乗り、川又屋旅館(民宿)に泊まります。

 

第二日目

・距離   :38.5km

・時間
 移動   :11時間(平均速度3.5km/h)(予測)
滝行    : 1時間
休憩トータル: 2時間
合計     14時間

・獲得標高 :1300m(予測)

スタート  :ファミリーマートいの町吾北店(73m)
ゴール   :旧寒風山トンネル入り口の駐車場(1118m)
※最後の10kmを除き概ね緩やかな登り。最後の10kmは下り無しで500m登る。

行動開始時刻: 4時半
行動終了時刻:18時半(5月3日時点の高知県中部の日の入時間が18時51分)

二日目のスタートは川又屋旅館から一旦昨日歩き終えたファミリートの前まで戻り、そこから歩き始めます。
途中で旧道に入って2km程ショートカットで稼ぎますが、正直単調な194号線の歩道を歩き続けます。

↑長さ1.1kmの新大森トンネル

↑歩道があるといってもこの新大森トンネルのように大変狭い箇所もあるので、歩行には十分注意が必要です。気の緩みは厳禁です。

↑この日のスタート地点から7.7kmの道沿いには荷滝不動尊と呼ばれる大岩にお不動さんを祀っている箇所があります。大岩の傍には2.5m程の落差の滝がありますので滝行も可能です。
上流に民家はなく水も綺麗、よその宗教団体の施設ではなくパブリックな場所のようです。

↑2日目のゴール地点の旧寒風山トンネル手前の駐車場です。
当初はここでテント泊を考えていましたが、ここから車で20分戻った場所にある『木の香温泉(このかおんせん)』という温泉施設に宿泊をします。

 

第三日目

・距離   :22km

・時間
移動    : 8時間48分(平均速度2.5km/h)(実測)
子持権現鎖場: 1時間
勤行各所  :    30分
休憩トータル: 2時間
合計     12時間18分

・獲得標高 :1350m(実測)
スタート  :旧寒風山トンネル入り口の駐車場1118m
ゴール   :土小屋(1498m)
※ピークは瓶ヶ森女山(1886m)

行動開始時刻: 4時半
行動終了時刻:16時48分

3日目の朝は昨日と同じように、木の香温泉から車で2日目のゴール地点まで戻り、いよいよここから本格的な登山道が始まります。
↑の画像では左に車道の道が、右上に登山道が示されています。
この車道がUFOラインといって約20数kmかけてこの日のゴール地点である土小屋まで伸びています。土小屋からの車道は愛媛の面河渓のほうに下っています。
つまり、本隊は笹で覆われた美しい尾根道を終日歩き通しますが、ところどころで車道と接っつく箇所がありますので水分や行動食の補給は容易です。
しかし、早朝から露のついている笹をかき分けながら歩きますので、山袴をなるべく濡らさないような工夫が必要と思われます。

↑標高1118mの登山口から1460mの尾根道まで、歩き出しは一気に350mのつづらな登りです。
昨日までアスファルトを歩き続けた疲労が凶と出るか、或いは固いアスファルトから解放されて吉と出るか・・・。

↑尾根道への合流点桑瀬峠を少し過ぎた場所から最初のピーク伊予富士を望んで。

↑伊予富士から桑瀬峠を振り返って

↑伊予富士山頂から高知県側を眺めて

↑伊予富士を過ぎたところから画像中央やや左に石鎚を望んで

↑伊予富士の次のピーク東黒森から伊予富士を振り返って

↑西黒森の山頂から愛媛県西条市と瀬戸内海を望んで(↑を撮影した日は広島県尾道市まで綺麗に見えました)
東黒森と西黒森の間には自念子ノ頭(じねんごのあたま1701m)もあります。

↑西黒森から進行方向、石鎚山を中央に捉えて

↑次のピークは瓶ヶ森女山です。
道は、ほとんどの場合熊笹の中を解り易く通っていますが、一部踏み跡が不明瞭な場所が有ったり、熊笹が腰下まで伸びている箇所もあります。

↑瓶ヶ森女山山頂付近の様子。さながら浄土のような趣です。

↑瓶ヶ森女山から画像やや右に石鎚を捉えたパノラマ

↑女山から10分ほどの距離にある瓶ヶ森男山の山頂。どちらにも蔵王権現が祀られています。

↑3日目の行程の中で最大の難所であり、恐らく石鎚山の鎖場を凌ぐ難攻、子持権現山の鎖場を仰ぎ見て。
ほぼ垂直に85mという長さの鎖の行場です。

石鎚山の鎖場のように岩に足を掛ける突起が少なく、つるつるしていて雨の日は大変危険だと思われます。大勢で登り下りするには細心の注意が必要です。

↑鎖を登り切って子持権現山の頂上から瓶ヶ森男山を振り返って

↑頂上からわずかに下ったところに大きな洞があります。

↑石鎚本教の行者さんがお参りに来ているようです。もとの尾根道には先程の鎖を下って合流し、この巨大な天忠石のように突出した子持権現山を南にトラバースして次の伊吹山を目指します。

↑伊吹山のてっぺんはなだらかです。右に石鎚山がかなり近づいてきました。

↑3日目のゴール地点の土小屋です。あくまでも土小屋という名称なので、実際はモンベルのショップがあったり、カフェがあったりとシーズン中はとても賑やかです。

 

第四日目

距離     :35.5km

時間
移動     : 9時間(平均速度4km/h)(実測)
各鎖場でのロス: 1時間
勤行各所   : 1時間
休憩     : 2時間
合計      13時間

獲得標高   :1386m(実測)(登り1122m、下り274m)
スタート   :土小屋(1498m)
ゴール    :龍神社(0m)
※ピークは石鎚山頂天狗岳1982m

行動開始時刻: 3時(5月5日時点での石鎚山からの日の出が5時16分)
行動終了時刻:16時

★龍神社から車で15分の武丈の湯に入浴後、岡山駅まで送迎可能(2時間5分)。予定通り終了すれば1時間ゆっくり入浴しても19時半過ぎには岡山駅に到着できます。但し、ゴールデンウィーク最終日の夕方に当たるので渋滞が予想されます。因みに、東京行の最終は20時36分ののぞみ64号(東京駅に23時45分着)です。

↑最終日4日目は土小屋の白石ロッジを出発し、壊れた石畳の道や丸太で舗装された道などが続き試しの鎖まではアップダウンを繰り返しながら巻くように山頂を目指します。

↑青岸渡寺さんの木札がここにも

↑石鎚山頂がいよいよ迫ってきました。この場所から1時間半ほどで頂上です。

↑土小屋からのルートと我々が下り道で使用する成就社へのルートの合流地点。ちょうど二の鎖のすぐ下にあります。ですので、一の鎖と試しの鎖では我々は下りのみとなります。
尚、子持権現山以外の全ての鎖場には鎖を用いず安全に昇り下りできる道が備わっています。

↑二の鎖直前にあるトイレ。ここが一般登山者が使用できる山頂部唯一のトイレになります。

↑、二の鎖を見上げて

↑二の鎖を見下ろすと、左奥遠くに成就社が写っています

↑三の鎖の様子

↑石鎚山頂部の弥山から西日本最高峰の天狗岳(1982m)を間近に

↑弥山の社、有人で物販もあります。

↑天狗岳から弥山を中央にパノラマで

↑天狗岳の登頂部は大勢では居座れません。左奥に土小屋が写っています。

↑試しの鎖

↑成就社
できればここでも正式参拝させていただきたいですね。

↑成就社の横の遥拝殿は後ろが吹き抜けていて

↑右には役行者が祀られています

↑成就社から少し下るとスキー場があります。

麓の車道へと通じる今宮登山道への案内もわかりやすいです。

↑河口とは車道との合流点でバス停もあります。

↑かつての表参道を偲ばせる祠や茶屋の跡などがたくさんありました。
道は大変わかりやすく歩きやすかったです。

↑一部不明瞭な箇所がありましたが、前回の調査で全て把握済みです。

↑河口

河口からは県道142号をひたすら海へ向けて歩きます。暫く歩くと石鎚山真言宗総本山極楽寺の前を通り黒瀬ダムに沿って歩き、左折するともう海が見えてきます。

↑そして、ついに満行の地、龍神社に到着です。
本当に海に接っついてある神社で、由緒も正しく、結願に相応しい(神社に失礼ですが)場所です。

↑階段が設けられていて直ぐに海水に触れられます。

行程表にも書きましたが、結願の後は車で15分ほど移動して銭湯に入る予定です。疲れを癒し着替えた後に岡山駅までお送りする段取りで構えております。そこから接続で各自解散の流れになるかと思います。

最後にひとつ、おもしろい看板がありましたので紹介させていただきます。↓

↑のように、石鎚山には石鎚山特有の歴史と信仰があり、それをもっと学んだうえで、石鎚本教や石鎚山真言宗、さらには地元の人々と融和を図りながら修行をさせていただきたいと考えております。

という訳で、まる四日間の総距離は133kmとなります。
最後に、重複しますが、行程表を纏めさせていただきます。

第一日目

・距離    :37km

・時間
移動    : 7時間45分(平均速度4.8km/h)(実測)
水垢離   : 1時間
正式参拝  : 1時間
休憩トータル: 2時間
合計     11時間45分

・獲得標高  :500m(実測)

スタート  :仁淀川河口海岸(0m)
ゴール   :ファミリーマートいの町吾北店(73m)
※小村神社を越えた先の錦山の峠のピークが275m

行動開始時刻: 5時10分(5月2日時点の高知県中部の日の出時間が5時17分)
行動予定時刻:16時55分

 

第二日目

・距離    :38.5km

・時間
 移動    :11時間(平均速度3.5km/h)(予測)
滝行    : 1時間
休憩トータル: 2時間
合計     14時間

・獲得標高  :1300m(予測)

スタート   :ファミリーマートいの町吾北店(73m)
ゴール    :旧寒風山トンネル入り口の駐車場(1118m)
※最後の10kmを除き概ね緩やかな登り。最後の10kmは下り無しで500m登る。

行動開始時刻: 4時半
行動終了時刻:18時半(5月3日時点の高知県中部の日の入時間が18時51分)

 

第三日目

・距離    :22km

・時間
移動     : 8時間48分(平均速度2.5km/h)(実測)
子持権現鎖場 : 1時間
勤行各所   :    30分
休憩トータル : 2時間
合計     12時間18分

・獲得標高  :1350m(実測)
スタート   :旧寒風山トンネル入り口の駐車場1118m
ゴール    :土小屋(1498m)
※ピークは瓶ヶ森女山(1886m)

行動開始時刻: 4時半
行動終了時刻:16時48分

 

第四日目

距離     :35.5km

時間
移動     : 9時間(平均速度4km/h)(実測)
各鎖場でのロス: 1時間
勤行各所   : 1時間
休憩     : 2時間
合計      13時間

獲得標高   :1386m(実測)(登り1122m、下り274m)
スタート   :土小屋(1498m)
ゴール    :龍神社(0m)
※ピークは石鎚山頂天狗岳1982m

行動開始時刻: 3時(5月5日時点での石鎚山からの日の出が5時16分)
行動終了時刻:16時

★龍神社から車で15分の武丈の湯に入浴後、岡山駅まで送迎可能(2時間5分)。予定通り終了すれば1時間ゆっくり入浴しても19時半過ぎには岡山駅に到着できます。但し、ゴールデンウィーク最終日の夕方に当たるので渋滞が予想されます。因みに、東京行の最終は20時36分ののぞみ64号(東京駅に23時45分着)です。


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「信念が事実を創り出す」をモットーに、現代に生きた仏教を模索していきます。

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