神仏の懐に抱かれて

神仏という語句は畏れ多く、また修験の世界に身を置く人々にとってはなじみ深く、さらに敢えて語弊を恐れずに言えば、ある意味枕詞的な記号として機能する語句ではないだろうか? 「神仏の御加護」、「神仏のお導き」といったように使い回され、以前は食傷気味とすら思えていたこの語句に対して、今の私が建前を排して真摯な態度で向き合えるようになったのは、2017年から数えて早8... 続きを読む

四国御中道修行記

ご報告が大変遅くなってしまいましたが、大和修験會による四国御中道、無事に満行させていただきました。 御法縁の皆様はじめ、宿や交通でお世話になった方々、またご声援と御配慮いただきました全ての方々に、改めて御礼と感謝を申し上げます。 本当に有難うございました。 早や数か月後に迫っていますが、今年も10月7日から10日にかけて、冨嶽両界峯入修行を開催致しますので、... 続きを読む

『頑張らない』(人に言いたい事は自分にも言いたい)

RKC高知放送『eye+スーパー』という番組の取材を受けました。 自身の僧侶という立場を活かし、5年ほど前から日高村の観光に携わらせてもらっている御縁で今回の運びとなりました。 取材に来て下さった纐纈アナウンサーが社会人一年目ということで、咄嗟にアドバイスを求められ、その場での体裁は取り繕ったものの、自分としてはあまり気の利いたことが言えませんでした。 後に... 続きを読む

『四国御中道』四国南北修験之道

再掲! 大和修験會  四国御中道(四国南北修験の道改め) 令和4年5月26日(木曜日)~29日(日曜日)までの4日間 昨年、愛媛県の蔓延防止措置により誠に残念ながら開催できなかった修行。本年、さらに英気を高めて5月26日から遂行します! その名の通り、太平洋から瀬戸内海まで四国を南北に縦断する前代未聞の修行です! 夜明けとともに土佐の太平洋での水垢離に始まり... 続きを読む

寺報第16号できました!

年4回ペース。 ・・・のはずが近頃ペースが落ち気味ではありますが、質を落とさず、様々な抽象度を交え、修験道ひいては仏教の中身をお伝えしています。 加えて葬送の事や地域の事、檀家様同士の結びつきを促いしていければと取り組んでいます。 美辞麗句や耳に優しい話からではなく、絶え間ない一喜一憂の毎日をもがいている凡夫の僕から何かしらの勇気をお届けできていれば幸いです... 続きを読む