梨畑にて

またしても畑山果樹園さんにお邪魔しました。この度は仁淀川を望む梨畑の方でした。

この梨畑は日高村のぎりぎり伊野町寄りにあり、仁淀川に沿って走る国道194号線からもチラッと見える場所です。独りよがりに例えるならば往年のロールプレイングゲームによくある、画面の隅に写っているけどそこへの行き方がわからない、秘密の隠し通路を通ってしか行けない・・・的な感じの場所です。

画像の風景の奥には愛媛県との境にそびえる寒風山が控えています。
そこから吹き付ける風と、仁淀川にかかる霧がうまく合わさり、この梨畑の斜面にぶつかります。その為、梨づくりには最高の環境と言えるそうです。

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もう梨に袋をかぶせる作業が始まっていました。

上の画像の梨は『博水』と書いて(ハクスイ)と読み、なんと畑山果樹園さんオリジナルの梨です!
どうでしょう、どことなく洋梨に見えませんか?

そうなんです。まさに洋梨が変異をして偶然できたものを先代のお父さんと畑山さんが改良を重ねてこられました。ちなみにお父さんのお名前が博水(ヒロミ)さんというところから読み方を変えて梨に命名されたそうです。

私も毎年食すのですが、確かに洋梨の香りがほのかに広がり、オンリーワンな味の梨です。

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これは愛甘水。どこか琵琶に似ているような気もします。
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これはウイルスが入って葉っぱが縮れてしまった梨。でも味は以前はより美味しくなったとのこと。植物は不思議です・・・。
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70年以上前に畑山さんのお爺さんが植えられた樹。この大樹から畑山果樹園の歴史は始まったそうです・・・。

今年の梨も豊作が期待できそうとのこと。8月上旬から10月下旬頃までの間、国道沿いの直売所にてお買い求めできます。是非ご賞味下さい!

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taichi
「信念が事実を創り出す」をモットーに、現代に生きた仏教を模索していきます。

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