大滝山での新たな観光商品を模索する

昨日11月20日、茂平マラソンを目前に控えた平日、高知県観光創生塾で地域コーディネータをされている加藤さん、仁淀ブルー観光協会の三木さん、そして日高村のガイド仲間と共に、大滝山から猿田洞までを視野に入れた体験型観光商品の具体的な磨き上げをしてきました。

メダカ池を9時30分頃出発して、大滝山の頂上を経由して猿田洞まで、ノンビリ歩いて2時間半ちょっとでした。

大滝山から猿田洞までの道を復活させる以前は、肉体的にも精神的にもかなり遠い道のりと思われていましたが、いざ最低限の草刈りや伐採をして難所にロープを張るなどの整備を進めてみると、思いのほかちょっとした散策にはぴったりの時間とコースになりました。

残る課題としては、山内の各ポイントに設ける道案内や、JR岡花駅や道の駅ひだかに置くマップ、そして更なる雑木の伐採が控えています。

体験型観光商品の具体的な中身としては、昨年のゴールデンウィークに遂行したJR四国の駅からウォークの形式をアレンジして、最終目的地を護国寺にしたり猿田洞にしたりして、さらにそこで日高村で作られたお弁当のおもてなしをするという内容です。

個人的な収穫としては、地元で『タカノツメ』と呼ばれている木の葉っぱ(以前から、天ぷらにすると美味しいということは知っていましたが・・・)が、私が子どもの頃から感じていた山を歩いている時にふと鼻に着く甘い香りの正体だということが判明し、めちゃくちゃスッキリしました。(^^)/

~以下画像で~

2014年の集中豪雨では床上1m以上浸水したメダカさん家。スタート地点のここで海抜20mくらいです。
案内板の上の斜面には新たに桜の苗木が植えられています。
今年3月に行なった追跡ハイキングの時に子ども達と遊んだ多羅葉を紹介しています。
歩き始めて最初の巨岩に遭遇。
皆んなでアリ地獄に見とれています。
大滝山に点在する巨岩は主にチャート(太古の海底プランクトンの死骸が堆積したもの)で形成されているようです。
大変危険な場所ですが眺めは最高です。大人3人が腰を下ろしてゆっくりお弁当が食べられます。
石が積まれた護摩壇。一般の方々は護摩という言葉自体に馴染みがないので、実際に修法されている写真を見せながら説明します。
毎度お馴染みの山頂。スズメバチはまだ数匹が活動していました。
タカノツメがたくさん落ちている場所を通ると、まるでそこに綿菓子があるかのような甘い匂いがします。
山頂から南南東へ5分ほど歩くと四等三角点があり、ここが地理学的な山頂になります。
猿田の集落の奥から先ほどの三角点の場所を振り返って。生姜の収穫シーズンもぼちぼち終わりです。
かつての猿田神社。修復の時に最も多く出資したのが鎮西氏だったということで現在では鎮西神社と名前が変わっています。

この後はレストラン高知で昼食を兼ねて意見交換となりました。

そして、今年度中に第1回目を催行しよう!という流れになり、2月中頃〜後半頃の間に山中のバイカオウレンを目玉の一つに置いたツアーを計画する運びとなりました。

その時の私の服装はもちろん山伏姿です。

詳細は追って報告します。

お楽しみに〜  (^ ^)


taichi
「信念が事実を創り出す」をモットーに、現代に生きた仏教を模索していきます。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です