本日、御陰様をもちまして無事終わりました。
午前と午後合わせて総勢19名の方々にお越しいただきました。
天気にも恵まれ、室内も暖房無しでちょうど良い心地となりました。
私には、仏教行事の退屈さの問題をどうにかできないか?という思いが予てからありました。
意味の解らないお経や、訳の解らない作法を何十分も只ジーと見守らなければならないのは、その時点で既に人を選んでしまいます。
参加者一人一人が、五感を使って体を動かすことで様々な体感を経験し、それが翻って日常の中のふとした気づきを促すきっかけになれれば・・・。ということで、今回実行に移しました。
つくづく有難いことに、寺院から見た檀家様は大きなヒューマンリソースと言えます。
お若くして新進気鋭の方から、現役バリバリの方、さらには定年後の趣味が高じて、その名を業界に轟かせておられる方まで、いろんなお宅でお話を伺うたびに新たな発見があります。
昨年の大瀧山でのヨガと同じく、今回も檀家様のお力をお借りせずには成り立たない企画でありましたが、快く茶道の先生が協力して下さり、春らしい和気あいあいとした彼岸会となりました。皆さん手を合わされる後姿からは、他人が計り知ることのできない沢山の想いが揺らぎ立っています。
どうか、故人様へのその想いが、向かい回りて何かしらの善となり皆様の周囲で花開きますことを・・・。南無