日高村教育委員会の行事で大滝山を案内

2月6日、とてつもない寒波が日本列島を襲っている最中、日高村の大滝山は南国土佐の中部にありながらもやはり強烈な冷え込みでした。

ここで、文章的には「しかし我々の熱い意気込みはそんな寒さに負けず・・・」と、いきたいところなのですが、いくら熱い意気込みが有ろうともこの日の寒さは半端なく、他の参加者の方々はさて置き、寒さの苦手な私は途中で家に帰って1枚セーターを着こむというヘタレっぷりでした。

慌てて余分な登り下りをした甲斐もあって体は暖まり、日中僅かに上昇した気温と相まってなんとか事無きを得ました。

詳細は未定ですが3月の前半に予定されている、教育委員会主催の『追跡ハイキング大滝山編』の催しの下見を兼ねての現地での企画会議という名目で、教育委員会はもとより村の議員さんや『大滝山を守る会』の川瀬さん、さらには地域おこし協力隊の大野さんも参加して下さり、大滝山の盛り上がりにますますの拍車がかかりました。

(以下画像で↓)

都会では持っているだけで逮捕されてしまいそうな大鎌を担ぎ揚々と登り始める川瀬さん。
シークレットガーデンにて。川瀬さんが指さす2本の鉄塔の奥が山頂です。
葉っぱに字が書ける多羅葉(タラヨウ)の木を見つけました。ちなみに昔インドではヤシの葉にお経が刻まれ、それを貝葉(バイヨウ)と呼んでいます。
運動公園からの登山道は雰囲気の良い木立の中を通ります。
川瀬さん曰く、ツルのカズラが右巻きが左巻きか?そんなところに自然(ジネン)の不思議を感じてほしいとのこと。
回転を上から見るか下から見るかで向きが変わるので、結局これはどっちでしょう・・・?(笑)
川瀬さんを会長として昨年中ごろ結成された『大滝山を守る会』の方々が道をより歩きやすいように整備してくれています。
傾斜がきつい箇所にはロープも添えられています。
狭い登山道をどこからブルドーザーが登ってきたのでしょうか? すみません冗談です、有難いことに全て『大滝山を守る会』の方々の手作業です。
火打石が転がっている岩屋。大滝山にはワクワクする要素がたくさんあります。(^^)/
画像中央の芽先が少し赤い木は通称『鷹の爪』と呼ばれ、その部分を天ぷらにすると美味しいそうです。
手作りの看板も建てられ、道案内の整備も少しずつ進められています。
中腹からの眺めも、ますます見晴らしが良くなっています。
登り口の運動公園を見下ろしながら。
教育委員会の長尾さん自作の遮断型簡易トイレのアイディアもみんなで議論されました。

この寒さが終わり暖かな春が訪れたら是非、日高村の大滝山に遊びに来てください。そして、こんな低山の里山でも多くの不思議に満ちていることを五感で知っていいただきたいです。

そして、皆さんがそれぞれお住いの地域の自然に対しての意識をより高めてもらえたら素晴らしいなと思います。

(一昨年の川瀬さんを講師にお招きした護国寺主催の大滝山散策のレポートはこちら。)


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「信念が事実を創り出す」をモットーに、現代に生きた仏教を模索していきます。

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