献茶彼岸会もうすぐです!

以前からお知らせしておりました第3回献茶彼岸会、今回はシタールの奉納演奏もジョイントさせ、例年を上回るボリュームで臨んでいるところです。

がしかし、主催者である当の私が4日前に感染性胃腸炎を患ってしまい、今日になってようやく本格的な準備に取り掛かっている次第です。

いや本当に、久しぶりに強烈なパンチを喰らいました。(笑)

おかげで丸3日間に渡りダウンしてしまい、かなりの日程が潰れてしまいました。

とは言いながらも、一昨日は何とか本堂での法事を済ませ、昨日は家内に運転をお願いしてどうにか2件の法事と1件の墓のお参りを終えることができました。

不調があらわれた初日、体の方は嘔吐も下痢も全くありませんでした。

強さはそれほどでもなかったのですが、みぞおちあたりの痛みが背中へ突き抜けてくる感じが何とも不気味で、そのせいで当初は素人考えの急性膵炎を疑ってしまいましたが、血液検査の結果はどの項目もほぼ正常値。

急性膵炎は私一人の杞憂に過ぎず、ただの感染性胃腸炎だったようです。

しかし、『病は気から』とはよく言いますが、私の場合『病は体から』ということが身に染みて思い知らされたのが今回の病気でした。

胃腸炎自体もう何度も患ったことはあるのですが、今回最初は嘔吐も下痢もその兆候すら無く、ただ今までの胃腸炎とは一線を画す痛みに身体はおろか精神まで見事に翻弄されてしまいました。(笑)

体が弱ると普段から抱えている精神的な重圧が一気により重く感じられるようで、目の前に張り巡らされた幾つもの課題の壁が、昔子どもの頃テレビで見た干拓工事の際に海に沈められる幾つもの銅板の映像を逆再生するかのように、逃げ道なく思考の海を囲んで干上がらせていくかのような妄念に捉われました。

・・・こんな時はとにかく休養。

一にも二にもとにかく身体の休養。

休養の分で失った時間は確かに帰っては来ませんし、それを取り戻そうと焦ってはいけませんが、休息の暁には良からぬ精神のモヤモヤはまさに雲散霧消し、次第に平素の元気な精神状態が戻ってきます。

そんな調子で、嘔吐こそしませんでしたが、後半は粛々と下半身からの排出も滞りなく進み、今日になってやっと仕事場の椅子に座ることができました。

先日、シタールのリハーサルの折に、
「花粉症もデトックスみたいなものですからねぇ~。」
とにこやかに話されていたダヤカールさんの言葉が今になって良く解ります・・・。

 

 

以上、要するに、借り物の身体ではないですが、自身の体調不良に囚われ過ぎてはいけないという体験談の話でした。

というわけで、身も心も元気になって改めて告知致しますのは、明後日に迫った献茶彼岸会とシタールの奉納演奏。

参加のお声、多数頂いております!

・・・が、ぶっちゃけ多分雨です。(笑)

でも、『雨の時、人は雲の上に太陽があることを忘れてしまっている。』というリチャード・バックの名言を踏まえ、雨とか晴れとか関係なく、是非晴れやかにお越し下さい。(^^)/


taichi
「信念が事実を創り出す」をモットーに、現代に生きた仏教を模索していきます。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です