映画『沈黙』から身につまされて

話題のマーティン・スコセッシ監督の最新作『沈黙 -サイレンス-』を映画館で観てきました。 http://chinmoku.jp/ 自らもカトリックのクリスチャンであった遠藤周作さんの小説を、忠実に映像化した作品と言われていて、俳優のほとんどを日本人が占める作品を撮ったという評判は、以前から耳にしていました。 普段私は、映画館には滅多に行くことはありませんし、... 続きを読む

地方寺院はハブになれるか

三が日も終わり、お正月の緩やかな雰囲気が少しずつ遠のいてきましたが、今日は以前の寺報で取材させていただいた檀家様のイチゴのハウスにまたしてもお邪魔してきました。 毎年お正月返上で収穫に追われるとのことでしたが、確かに世間にはお正月の雰囲気とは縁が遠いお仕事をなさっている方もたくさんおられるのだと、しみじみと想いをはせる次第です。 さて、今回も少々長文になろう... 続きを読む

坊主が語るキリスト教

この記事を書いている時ちょうどクリスマス直前ということで、敢えてキリスト教について出しゃばってみたいと思います。 多分、このサイトをご覧になる方は、当寺の檀家様はもとより私のフェイスブック繫がりの方か或いは地方寺院の行く末に興味があられる奇特な方か、いずれにせよ仏教サイドの方がほとんどのはずです。 ということは、京都の某私立大学の神学部を出られた方や東京の某... 続きを読む

なぜ護摩を焚くのか

11月の護摩が終わりました。 この日は壇木の乾燥がいまひとつだったせいか、久しぶりに白煙モクモクの護摩になりました。また、天気も良かったので五色幕を張り、国道33号線を車で通る方々への密かなアピールにもなりました。 五色幕を張った時は、たま~に人がフラッとやって来てくれます。おそらくは住宅展示フェアや餅まきなんかを期待してのことだと思われます。 しかし、「な... 続きを読む

風が潤う季節

地元の田んぼには早くも水が張られ、そのせいか本堂に吹き上がる風はほのかに土の香りを含み、この季節特有の潤いを持って、優しく肌を撫ぜてゆきます。 先日、地元の幼馴染数人と久しぶりに飲食を共にし、話の流れからある一人が「夜、田んぼにおる蛙の声が聴こえたら落ち着いて眠れる。」と言うと、私も含め周囲のメンバーも激しく同意して盛り上がりました。ちなみに、都会育ちの数人... 続きを読む