先日の台風の影響で倒木もたくさん目立ちましたが、今年も富士山での修行を目前に控え、我がホームグランドである大滝山で最後の調整を行ってきました。
山修行に向けたトレーニングでは、自分の決まり事としていつも山頂の石鎚神社で短い勤行をする決まりにしているのですが、この日は富士山での道中安全をいつにも増して祈願していたところ、何やらブーン・・・ブーン・・・、と周囲を黒いものが飛び交っているような音が聞こえました。
不穏な音を気にしながらも一通り勤行を終え、音がより大きく聞こえる方向へ進むと、最初アブだろう予想していた音の出所は、石鎚神社とは別の祠の中にできたスズメバチの大きな巣でした!
護摩壇がある広場から続く道を登りきって頂上に着いて、回れ右で振り返ると↓の画像になります。
↑の画像左端に見える高さ40cm程の祠いっぱいにスズメバチが巣食っています。
巣のある頂上から一番近い私の自宅まで、大急ぎで駈け下りても15分かかります。
もしスズメバチに刺されアナフィラキシーショックを起してしまうと10分から15分以内に呼吸困難や意識障害など最悪の場合死に至る身体症状が現れます。
つまり、大滝山の頂上でスズメバチに刺されると命の危険に関わりますので、画像で示した祠には絶対に近寄らないで下さい。
また、スズメバチはいくら獰猛と言っても、巣に近寄り過ぎない場合は向こうから襲ってくることはまずありませんので、頂上付近でハチの方からブーンと近づいてきたとしても、決して手で追い払ったりせず、その場に素早くしゃがむなどしてハチを刺激しないようにしてください。
加えて、黒っぽい服装や黒い髪の毛を露出するのは、ハチがこちらを天敵の熊と見間違える為避けた方が良いそうです。
私は明日から富士山へ行きますが、帰り次第看板を立てるなどして現場での注意喚起を促したいと思います。
補足ですが、このシーズンはスポーツタイツなどに引っ付きやすい草が多く生えています。また道中いろんな場所に蜘蛛の巣もたくさん張られていますので、枝が付いた持ちやすい棒などを自分の前に傾けながら歩くと蜘蛛の巣除けになって快適です。
紅葉のシーズンまでにはまた草刈りを進めていきたいと思います。(^^)/