来る4月24日の大瀧山でのヨーガに向けて、草刈りの日々が始まりました。
草と言ってもシダ刈が主な作業となります。
↑あまりスカッとする変わり様ではありませんが、地道にシダを駆逐していきます。
遙か山稜に漂う春の霞を、リアルに眼前に五感で受け止めるのは、花粉症持ちの私には相当こたえます。無論マスク着用です。
しかしシダと言ってもやはり生き物、伸び伸びと太陽に向かって茎を伸ばし、葉を広げ、酸素を作ってくれていたのを、バッサリと薙ぎ倒してしまうのは、やはりこれも殺生の一つと言えるでしょう。
画像を取り忘れましたが、シダの藪の中には小動物のねじろと思しき小さな空間があったりして、いささか申し訳なく作業を続けています。
あれこれと自然に思いをはせると、結局地球にとって人間の営み程勝手なものはないな、という想いに囚われます。
しかしそこからさらに思考を進めると、「いや、そんな我儘な人間の営みも結局は大宇宙の自然の営みの中の一部なのでは・・・」とのひらめきに至り、今自分が犯しているこの殺生も巨視的に見ての無為自然・・・?、などと独りよがりな結論を導いているとガクッと足を捕られ、山中唯一人、無様に両足を広げて踏ん張っている私なのでした。