手漉き和紙を生む畑

早いもので、私にとってはもう年末の仕事に取り組まなければならない季節になりました。 いや、こういう事を憚らず公言してしまうという個人個人の些細な発言がきっと、世の中を忙しくさせてしまう一因でもあるのでしょう。 でも私にとっては現実のことである訳で、今年も粛々と、心を込めて、来年の御札の制作に取り掛かるべく、御札の和紙を漉いてもらっている田村寛さんにお会いして... 続きを読む

千体流し

秋の彼岸の中日となりました。 今年は20日が彼岸の入りにあたり、昔から続けている千体流し供養もその日に行いました。 千体流しとは、主に地蔵菩薩の御影が描かれた小さな紙を、オンカーカーカビサマエイソワカという真言と共に一枚一枚川に流し、文字通り千体を一つの区切りとして行う供養です。 全国的には、出産前に死産した水子さんに対して、寺の境内の水のある場所で営まれる... 続きを読む

護国寺の御札は仁淀川の和紙

「持ち上がるけど、持っていない。」 まるで、禅問答のやり取りにでてきそうなコメントですが、当寺の御札の紙を制作して下さっている紙漉職人田村寛さんの言葉です。 舟と呼ばれる浴槽のような大きな木の枠の中に満たされた仁淀川の伏流水。そこへ和紙の原料となるミツマタやコウゾの木皮の繊維が、糊替わりとなるトロロアオイの粘り気に助けられ、清らかな水と満遍なく交じり合ってい... 続きを読む

観音さまの日

2月25日は旧暦の1月18日。今年のこの日は今年最初の観音さまの縁日になります。 そういう訳で、毎年御用命を頂く日高村大花地区の観音堂へお参りに行って来ました。 前回紹介したバクチの木の親(親?)のことを尋ねてみるも、残念ながら皆さんご存知ありませんでした。 秋にはたくさんの実を落とす銀杏の大木がお堂を守るようにしてそびえ立っています。 大花地区の皆さんは大... 続きを読む