寺報を配りながら春に出会う

来る21日の献茶彼岸会でシタールの演奏を奉納して下さるダヤカールさん(村屋央さん)が、リハーサルを兼ねてシタールの音を堂内に響かせてくれました。 自らが奏でる一音一音の反響を確かめながら披露して下さった短い曲は、これまで私が聴いた楽曲とは少し趣が違っていて、春を感じさせる明るくて華やかな音階でした。 思えば数日前、自転車に乗って寺報を配りながら、私はいろん... 続きを読む

檀家さんに聞く『奇跡の少年』

ちょっと小説風にいきたいと思います。(^^)/   『奇跡の少年』 60余年が経って、少年は今生まれ故郷で屋形船の乗船ガイドをしている。 10数年前までは率先して地域の花火祭りの音頭を取ってきた。 さらに20数年前まではPTAの会長も務めたり、とにかく少年は誰が見ても社交的で明るく、そして気さくで善良な一人の大人に成長した。 でも、少年がまだ小学生... 続きを読む

檀家さんに聞く『仁淀川の怪談夜話』

護国寺の寺報では『檀家さんに聞く』というコーナーを設けています。 そこでは毎回私が様々な檀家様に対してインタビューを行い、それを敢えて土佐弁で文章に起し纏めています。 先日の大雪の翌日、仁淀川屋形船の発船所にて行った第11号の取材に於いて、畑山博信さんからとても面白い話を沢山聞くことがでました。 寺報に纏めきれなかった興味深い話を、『仁淀川の怪談夜話』と『奇... 続きを読む

雪の大滝山

昨日はそれほどの予兆も無かったのですが、今朝起きると雪が積もっていました。 勤行の後、急いで大滝山に登り山頂からの眺めを撮ろうとしましたが、途中で敢え無くバッテリー切れ・・・。 それでも雪に覆われた護摩壇は撮ることができました。 例年は雪の少ない高知の日高村ですので、結構貴重な画像です。   ... 続きを読む

4月8日から、仏教勉強会いよいよ始まります!

『井の中の蛙大海を知らず』とは有名なことわざですが、ではいざ大海に出た蛙はどうなるのでしょうか? 実際、蛙は大海で生き永らえることは難しいのではないでしょうか? 私は以前からこのことわざの続きを考えていて、それは大海に出た蛙もいつかは井戸の中に戻ってくるのではないか?ということです。 大海に出て見識を広げて多くの知識を得る。 思うにそれは大切な故郷である井戸... 続きを読む