寺報の手配りが終わりました

この日は朝方が涼しく、いよいよ秋晴れらしい良い天気になる予感がしました。 寺報をまだお届けできていない御宅も残り30軒ほどでしたので、我が子の子守を兼ねて自転車を使っての手配りとなりました。 配り物をする時、私にはいつも思い出すことがあります。 それは私がまだ学僧として京都の聖護院にいた頃に見た、とある先輩のいつになくビシッとネクタイを締めその上に綺麗な作務... 続きを読む

今季初の台風が近づいています

8月の30日あたりから気温がグッと下がり、一気に秋の雰囲気を感じはじめた矢先でしたが、9月に入り何と今季初の台風が高知に接近しています。 昨日も法事の後の食事の席で、 「自分らが加茂小行きよった頃は、台風でもとりあえず登校して、それから本格的にヤバくなってきたら暴風雨の中を集団下校するみたいな事やったねぇ。(笑)」 と、私より10歳以上年上の先輩が話してくれ... 続きを読む

8月の護摩も終わりました

多くの学生さんが憂鬱になる8月の終わりですが、今月も柱源護摩が終わりました。 有難い事に、ヨーガ体操に興味を持って来られる方が少しづつ定着し、この日の人数も10人を超えていました。 いざ、点火となるとやはり煙とススが堂内を舞いますので、エアコンは切らざるをえません。 窓を全開にしても炎の暑さにかなうわけもなく、地味に暑い夏の護摩ですが、参加者皆さんが炎に向け... 続きを読む

施餓鬼棚のいろいろ

施餓鬼棚は、別名が水棚・盆棚・精霊棚とも呼ばれ、要するに餓鬼霊にささやかなお供え物を施す為の棚です。 先代住職の話によると、お盆に各ご家庭に帰ってこられる故人様の後ろを、どこにも帰るお家のない無縁の彷徨える霊たちが、人恋しさからか帰る当てのある故人様の後ろに付いてやってくるという言い伝えがあるそうです。 そして、その餓鬼霊たちは、全く縁もゆかりもないお家に留... 続きを読む