春光楽楽

御陰様で当寺は無事平成29年を迎えることができました。 檀家様各位はもとより、近隣遠方御縁に与っている皆様方のご厚情に深く感謝いたします。 本年も、一地方寺院である護国寺の挑戦を続けて行くべく、もう既にあちこちへの導火線には火がついております。 また、少数ではありますが、この拙いホームページを日頃気にかけて下さっているとの檀家様からのお声を頂きました。 さら... 続きを読む

半端ない護国寺のスス落とし

↑・・・はい。にも関わらず、ご覧の有様の私なのですが、いよいよ年末の大掃除は佳境です。 護国寺では毎月28日の午前9時と午後3時に護摩を焚いております。 檀信徒皆様の息災はもとより、門跡寺院末寺の務めである今上天皇御願円満さらには世界平和まで、参拝者の有無に関わらず、毎月修法しております。 平成22年12月の本堂再建より今日までの回数を数えると、早や150... 続きを読む

坊主が語るキリスト教

この記事を書いている時ちょうどクリスマス直前ということで、敢えてキリスト教について出しゃばってみたいと思います。 多分、このサイトをご覧になる方は、当寺の檀家様はもとより私のフェイスブック繫がりの方か或いは地方寺院の行く末に興味があられる奇特な方か、いずれにせよ仏教サイドの方がほとんどのはずです。 ということは、京都の某私立大学の神学部を出られた方や東京の某... 続きを読む

法事でのサプライズ

朝晩かなり冷え込んできました。 師走とはなるほど拙僧のことかと思うほど、昨日までの一週間は配布物の手配りにあちこちを駆け回っておりました。 そして嬉しい事に当寺の御札を玄関先に貼って下さっているのを発見。 その色褪せた御札から、確かに丸一年という時間が経っているのだと改めて思い知らされました。 ところで、時間とはやはり人の想いに左右されるもので、1年という... 続きを読む

「ありがとう」は有難いこと

普段の法事の際、私は読経の前に短い法話をすることにしています。 それが拙い法話であっても、御親族の皆さんの『手を掌す気持ち』を少しでも高めることが出来ればと願いながら、そして実際にはすべりながら(笑)、とにかく法話の機会をなるべく設けています。 まず、私の貧相なボキャブラリーの中の鉄板ネタとしては、やはり『合掌の意味について』なのですが、この話はもうかれこれ... 続きを読む