謎の帯電

12月に入り気温がかなり下がりました。 本来これが普通の冬の寒さだとわかってはいるのですが、この過去数年の暖冬に慣れてしまっているせいか、特に今年の冬の寒さは身にこたえます。 そんな寒さが原因なのか、私が普段メインで使っているパソコンが壊れました。 先日仕上がった寺報に同封する護国寺特制の不動明王の御札、それを配送する為の作業の詰めに無くてはならないパソコン... 続きを読む

仏教青年会の研修旅行

いよいよ紅葉シーズンも本番を向かえる11月6日、一泊二日の日程で高知県仏教青年会による研修旅行に参加してきました。 1日目は當麻寺と興福寺、そして2日目は東大寺を半日かけてじっくり拝観させていただきました。 (ちなみに昨年は高知県仏教会の研修旅行に参加しております。) 奈良と言えば誰もが修学旅行を連想するほど、そこは多くの日本人にとって親しみのある場所です。... 続きを読む

手漉き和紙を生む畑

早いもので、私にとってはもう年末の仕事に取り組まなければならない季節になりました。 いや、こういう事を憚らず公言してしまうという個人個人の些細な発言がきっと、世の中を忙しくさせてしまう一因でもあるのでしょう。 でも私にとっては現実のことである訳で、今年も粛々と、心を込めて、来年の御札の制作に取り掛かるべく、御札の和紙を漉いてもらっている田村寛さんにお会いして... 続きを読む

冨嶽両界峯入修行記(後編)

3日目 修験者として僕の経験値の浅さは既に述べた通りだが、標高に関して今までの自己記録は、高知県と愛媛県を跨ぐ西日本の最高峰である石鎚山の1982mだ。 雲海荘の海抜は約2500m、しかもそこで一晩泊まる。 聖護院での大峰奥駈修行では、その行程の3日目に泊まる弥山(標高1895m)の夜がかなり寒いということを経験している。 しかし今回の富士山はそれよりも時期... 続きを読む

冨嶽両界峯入修行記(前編)

~始めに~ この修行記は、平成29年10月6日から9日にかけて行われた大和修験會による冨嶽両界峯入修行と銘打たれた、海抜0メートルから富士山の頂上に登り、そして山梨県の精進湖へと出る修行に参加した私が書く、あくまで個人的な感想文です。 大和修験會とは、宮崎県都城市に御座す龍禪院のご住職であられる宮元隆誠氏が会長を務められていて、修験道の修行として富士山へ登拝... 続きを読む