大元寺の万灯会

万灯会、マントウカイではなくてマントウエと読みます。 いわゆる仏教あるあるの一つでして、どの宗派でも仏教行事の名前の最後に『会』のつくものはたいがい『エ』と読みます。 大元寺は香美市香北町永野にある、護国寺と同じ宗派のお寺です。 また、総本山である聖護院の流派に則った採燈大護摩供を修しているのは、現在四国の中ではこの大元寺だけです。 (昨年4月30日に開催さ... 続きを読む

千体流し

秋の彼岸の中日となりました。 今年は20日が彼岸の入りにあたり、昔から続けている千体流し供養もその日に行いました。 千体流しとは、主に地蔵菩薩の御影が描かれた小さな紙を、オンカーカーカビサマエイソワカという真言と共に一枚一枚川に流し、文字通り千体を一つの区切りとして行う供養です。 全国的には、出産前に死産した水子さんに対して、寺の境内の水のある場所で営まれる... 続きを読む

ヨーガとシタールを同時に体験

以前このサイトで紹介させていただいた、清雲寺さんで開かれた『放光』というイベント そのイベントに出演されていた村屋央(ムラヤテル)さんのワークに今回参加してきました。 村屋さんはヨーガの先生です。それもいわゆるエクササイズとしてのヨガにとどまらず、現在は土佐町の山奥で自身の生活の全ての面においてヨーガを実践されている、正にヨーガの行者でも在られます。 また村... 続きを読む

寺報アップしました。

涼しくなってきたと思っていたら、昨日はかなりの夏日でした。 さて、寺報第9号が出来上がりました。 今回は戒名の話しや最古の原始経典と言われているスッタニパータの一節を紹介したりしています。 ちなみに余談ですが、スッタニパータの『犀の角』の中のある一節は押井守監督のイノセンスでも引用されていて、原始仏教が近未来の超高度に情報化された文明社会における人間の在り方... 続きを読む

何度でも夏の匂いを嗅ごう

1000のバイオリン ブルーハーツの名曲ですが、その歌詞の中の一節が上の言葉です。 この曲はトム・ソーヤーの物語を生み出したアメリカの作家マーク・トウェインの名作『ハックルベリフィンの冒険』にインスピレーションを受けて作られています。 この曲自体は高校生の頃から知っていて、THE BLUE HEARTSの中でも特に私が好きな曲です。 小説の方はわりと最近で5... 続きを読む