本日は春の彼岸の中日にあたりますが、いよいよ明日は献茶彼岸会となりました。 倉庫で眠っていた茶碗を引っ張り出し、当日の話題を広げる為にも、聖護院にゆかりの深い西尾さんの八ツ橋を京都から取り寄せました。 本堂の大壇の焦げを取り、六器はピカールで磨きました。 天台寺門系の儀軌では専ら写真右の三鈷杵を作法で用います。 比べてみるとやはり、滅多に用いない左の五鈷杵... 続きを読む
ナギの木への想い
寺報をお届けした先でナギの苗木を頂きました。 こちらのお宅には玄関前に大きなナギの木があり、その足元にはたくさんの若木が実から発芽しています。 実は2年ほど前の法事の折に、話の流れで私がナギの木が好きだということをお伝えしたところ、こころよく苗木をこしらえていただけることになり、またの機会に・・・という状態のまま失礼にもご無沙汰しておりました。 「虫がつ... 続きを読む