令和元年冨嶽両界峯入修行のご報告と御礼
お陰様をもちまして、大和修験會による第9回目の冨嶽両界峯入修行には総勢17名の参加者が会し、道中一切の事故や怪我無く今年も行満を果たさせていただきました。 鈴川海岸での水垢離から始まる行程の1日目には、富士山の御神体とも言えるかぐや姫を祀る日吉浅間神社にて本會の副会長内田善基刀匠による宝剣作法の儀が執り行われ、参加者一同自らの煩悩を絶して不動明王と一体となる... 続きを読む
お陰様をもちまして、大和修験會による第9回目の冨嶽両界峯入修行には総勢17名の参加者が会し、道中一切の事故や怪我無く今年も行満を果たさせていただきました。 鈴川海岸での水垢離から始まる行程の1日目には、富士山の御神体とも言えるかぐや姫を祀る日吉浅間神社にて本會の副会長内田善基刀匠による宝剣作法の儀が執り行われ、参加者一同自らの煩悩を絶して不動明王と一体となる... 続きを読む
今年も富士山での修行にたくさんのご声援と祈願回向のお申込み下さり、誠に有難うございました。 ご報告を兼ねて、来年の参加者を一人でも増やすべく、サクッと読めるダイジェスト版を作りました。(^^) 大和修験會は宗派の垣根を越えた僧侶や神職や一般人が各々の志を胸に抱きながらあくまでも『行者』として富士山を敬い、同行互いに和合しあって満行を目指す、誠心篤く朗らかな団... 続きを読む
3日目 修験者として僕の経験値の浅さは既に述べた通りだが、標高に関して今までの自己記録は、高知県と愛媛県を跨ぐ西日本の最高峰である石鎚山の1982mだ。 雲海荘の海抜は約2500m、しかもそこで一晩泊まる。 聖護院での大峰奥駈修行では、その行程の3日目に泊まる弥山(標高1895m)の夜がかなり寒いということを経験している。 しかし今回の富士山はそれよりも時期... 続きを読む
~始めに~ この修行記は、平成29年10月6日から9日にかけて行われた大和修験會による冨嶽両界峯入修行と銘打たれた、海抜0メートルから富士山の頂上に登り、そして山梨県の精進湖へと出る修行に参加した私が書く、あくまで個人的な感想文です。 大和修験會とは、宮崎県都城市に御座す龍禪院のご住職であられる宮元隆誠氏が会長を務められていて、修験道の修行として富士山へ登拝... 続きを読む