カテゴリー: 仁淀川
護国寺の御札は仁淀川の和紙
「持ち上がるけど、持っていない。」 まるで、禅問答のやり取りにでてきそうなコメントですが、当寺の御札の紙を制作して下さっている紙漉職人田村寛さんの言葉です。 舟と呼ばれる浴槽のような大きな木の枠の中に満たされた仁淀川の伏流水。そこへ和紙の原料となるミツマタやコウゾの木皮の繊維が、糊替わりとなるトロロアオイの粘り気に助けられ、清らかな水と満遍なく交じり合ってい... 続きを読む
「持ち上がるけど、持っていない。」 まるで、禅問答のやり取りにでてきそうなコメントですが、当寺の御札の紙を制作して下さっている紙漉職人田村寛さんの言葉です。 舟と呼ばれる浴槽のような大きな木の枠の中に満たされた仁淀川の伏流水。そこへ和紙の原料となるミツマタやコウゾの木皮の繊維が、糊替わりとなるトロロアオイの粘り気に助けられ、清らかな水と満遍なく交じり合ってい... 続きを読む