神仏の懐に抱かれて

神仏という語句は畏れ多く、また修験の世界に身を置く人々にとってはなじみ深く、さらに敢えて語弊を恐れずに言えば、ある意味枕詞的な記号として機能する語句ではないだろうか? 「神仏の御加護」、「神仏のお導き」といったように使い回され、以前は食傷気味とすら思えていたこの語句に対して、今の私が建前を排して真摯な態度で向き合えるようになったのは、2017年から数えて早8... 続きを読む